二次関数とは?グラフ・頂点・例題をわかりやすく解説【高校数学】

数学


二次関数とは?

二次関数とは、y = ax² + bx + c(a ≠ 0)の形で表される関数のことです。グラフは放物線(U字型または逆U字型の曲線)になり、高校数学で最も重要なテーマの一つです。


二次関数の定義・標準形

一般形と標準形

特徴
一般形 y = ax² + bx + c 係数がそのまま読める
標準形 y = a(x − p)² + q 頂点 (p, q) が直接読める

平方完成で標準形へ変換

y = ax² + bx + c → y = a(x + b/2a)² + (c − b²/4a)

  • 頂点:(−b/2a, c − b²/4a)
  • 軸:x = −b/2a

グラフの特徴

  • a > 0:下に凸(U字型)、頂点が最小値
  • a < 0:上に凸(逆U字型)、頂点が最大値
  • |a| が大きいほど放物線は細くなる

二次関数の例題3選

  1. y = x² − 4x + 3 の頂点と軸を求めよ。
    平方完成:y = (x − 2)² − 1
    頂点 (2, −1)・軸 x = 2
    (x の係数 −4 の半分 −2 の符号を反転して頂点のx座標は 2)

  2. y = −2x² + 4x の最大値を求めよ。
    平方完成:y = −2(x − 1)² + 2
    最大値 2(x = 1 のとき)
    (a < 0 なので頂点が最大値。頂点の y 座標が答え)

  3. y = x² − 2x − 3 のグラフと x 軸の交点を求めよ。
    y = 0 として因数分解:(x − 3)(x + 1) = 0
    x = 3, −1(交点:(3, 0) と (−1, 0))
    (x 軸との交点は y = 0 を解く。判別式 D > 0 を確認するとよい)


二次関数の覚え方・つまずきポイント

よくある間違い
– 平方完成の符号ミス → y = (x − p)² + q の p は「+p/2a を変形した結果」に注意
– 定義域があるとき最大・最小を頂点だけで判断 → 端点も確認が必要
– a > 0 なのに「最大値がある」と勘違い → a > 0 は最小値、a < 0 は最大値

手順(最大・最小を求める)
1. 平方完成して標準形にする
2. a の符号で凸の向きを確認
3. 定義域がある場合は端点も含めて比較


二次関数の関連用語

用語 意味
頂点 放物線の最も高い(低い)点
放物線の対称軸(x = p の直線)
判別式(D) グラフと x 軸の交点数を判定する
平方完成 ax² + bx + c を a(x − p)² + q に変形
放物線 二次関数のグラフの形(U字型)

二次関数が出る試験問題パターン

計算問題パターン

y = 2x² − 8x + 5 の頂点を求めよ。
平方完成:y = 2(x − 2)² − 3 → 正解:頂点 (2, −3)

応用問題の切り口
– 「最大・最小を求めよ」→ 定義域に注意して頂点と端点を比較
– 「x 軸との交点数を求めよ」→ 判別式 D で判定
– 「二次関数のグラフが点 (a, b) を通る条件」→ 代入して係数を求める


よくある質問(FAQ)

Q1. 二次関数とは何ですか?
y = ax² + bx + c の形で表される関数です。グラフは放物線(U字・逆U字型の曲線)になります。

Q2. 頂点はどうやって求めますか?
平方完成(y = a(x − p)² + q の形に変形)することで頂点 (p, q) が直接読み取れます。

Q3. a の符号の意味は何ですか?
a > 0 なら下に凸(最小値あり)、a < 0 なら上に凸(最大値あり)です。

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