よろづの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】

国語


よろづとは?

よろづは古文で「あらゆること・すべて・万(数字の1万)」を意味する名詞です。個々の事柄をすべて含めた総称として使われます。


よろづの意味一覧

よろづ(名詞)

  1. あらゆること、万事(最頻出)
    → すべての物事を総称する
  2. 数字の1万
    → 具体的な数の単位として

よろづの読み方・品詞

  • 歴史的仮名遣い:よろづ(現代仮名遣い:よろず)
  • 品詞:名詞

よろづを使った古文例文

  1. 「よろづのことに使ひけり」
    (あらゆることに使っていた)
    /出典:竹取物語(冒頭、竹取の翁の描写)

  2. 「よろづのことも、頼もしうこそ思されけれ」
    (すべてのことについても、頼もしくお思いになった)
    /出典:源氏物語(紫式部)


よろづの覚え方・現代語との違い

現代語との違い(最重要)

古文のよろづ 現代語の「よろず」
主な意味 あらゆること、万事 「よろず屋」など限定的に使用
使用頻度 高い(日常的な総称語) 低い(一部の慣用表現のみ)
使う場面 あらゆる物事を指すとき 「なんでも屋」等の限定的表現

覚え方
「よろづ=万(漢数字の1万)→ すべてを含む大きな数から『あらゆること』の意味に」


よろづの類義語・対義語(古語)

類義語 意味
すべて すべて(同義)
もろもろ いろいろ、諸々

よろづが出る試験問題パターン

意味選択問題(センター・共通テスト頻出)

「竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。」の「よろづ」の意味として最も適切なものを選べ。
① 1万本の竹 ② あらゆること ③ 特定の道具 ④ 竹細工

→ 正解:② あらゆること

現代語訳問題

「よろづの事、御心のままなり。」

→「あらゆることが、お心のままである。」


よくある質問(FAQ)

Q1. よろづの現代語訳は何ですか?
「あらゆること・万事」と訳すのが基本です。文脈によっては数字の「1万」を表すこともあります。

Q2. よろづは「よろず屋」の語源ですか?
はい、現代語の「よろず屋(何でも屋)」は、この「よろづ(あらゆること)」から来ています。

Q3. よろづはどの作品に出てきますか?
竹取物語の冒頭など、非常に有名な古典の一節にも登場する基本単語です。

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