げに(げに)の意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】
げに(げに)とは?
げには古文で「本当に、なるほど」を表す副詞です。前に述べられたことに納得・同意する気持ちを表すときに使われます。
げにの意味一覧
げに(副詞)
- 本当に、なるほど(最頻出)
→ 人の言葉や評判などが事実だと納得する気持ち - いかにも~らしく
→ 見た目・様子が評判通りであることを表す
⚠️ 単独で使われるだけでなく、「げにさもあらん(なるほどそうであろう)」のように文中で納得を表す形でもよく登場する。
げにの読み方・品詞
- 歴史的仮名遣い:げに(現代仮名遣いと同じ)
- 品詞:副詞
- 活用:副詞のため活用なし
げにを使った古文例文
-
「げに、いと寒き年にてありければ」
(なるほど、たいへん寒い年であったので)
/出典:徒然草(兼好法師) -
「人の言ひけるを聞きて、げにさもあるべしと思ひて」
(人が言ったことを聞いて、なるほどその通りだろうと思って)
/出典:宇治拾遺物語
げにの覚え方・現代語との違い
現代語との違い(最重要)
| 古文のげに | 現代語 | |
|---|---|---|
| 意味 | 本当に、なるほど | (現代語には対応する語なし) |
| 使う場面 | 人の話・評判への納得 | ― |
| 品詞 | 副詞 | ― |
覚え方
「げに=げ(実に)に通じる、実際その通り」
→ 「実に(げに)」という漢字のイメージと結びつけて「本当に」の意味を覚える
げにの類義語・対義語(古語)
| 類義語 | 意味 |
|---|---|
| まことに | 本当に、実に |
| さすがに | そうはいってもやはり |
| いかにも | いかにも、なるほど |
| 対義語 | 意味 |
|---|---|
| いつはりて | 偽って |
| あらぬこと | 事実でないこと |
※ げに vs いかにも:「げに」は聞いたことへの納得、「いかにも」は見た目の様子への納得というニュアンスの違いがよく出題されます。
げにが出る試験問題パターン
意味選択問題(センター・共通テスト頻出)
「げに、さることもありけむ。」の「げに」の意味として最も適切なものを選べ。
① 決して~ない ② なるほど ③ もし~ならば ④ たとえ~でも
→ 正解:② なるほど
現代語訳問題
「げに、世の中はいと定めなきものなりけり。」
→「なるほど、世の中はたいへん無常なものであったのだなあ。」
よくある質問(FAQ)
Q1. げにの現代語訳は何ですか?
「本当に、なるほど」という納得の気持ちを表す副詞です。前に述べられたことへの同意を示します。
Q2. げにと似た古語との違いは?
「まことに」も同じく「本当に」の意味ですが、「げに」は特に人から聞いた話や評判に対して「なるほど」と納得するニュアンスが強い点が異なります。
Q3. げにはどの作品に出てきますか?
徒然草・宇治拾遺物語・源氏物語など、説話や随筆で特によく使われます。人物評や噂話の後に「げに」が続く形が頻出です。
📚 参考書・問題集を探すなら
Amazon・楽天で最安値をチェック!受験勉強に役立つ1冊を見つけよう。