心細しの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】

国語


心細しとは?

心細しは古文で「頼りなく不安だ」という、心のよりどころがなく寂しく感じる様子を表す形容詞です。現代語の「心細い」とほぼ同じ意味で使われています。


心細しの意味一覧

心細し(形容詞・ク活用)

  1. 頼りなく不安だ・心もとない(最頻出)
    → 支えがなく寂しい、不安な気持ち

心細しの読み方・品詞

  • 歴史的仮名遣い:こころぼそし(現代仮名遣いも同じ)
  • 品詞:形容詞(ク活用)
  • 活用:心細く・心細く・心細し・心細き・心細けれ

心細しを使った古文例文

  1. 「一人旅寝の心細さ、言はむ方なし」
    (1人での旅寝の心細さは、言いようがない)
    /出典:更級日記

  2. 「頼む人もなく、いと心細くて過ぐし給ふ」
    (頼れる人もなく、たいそう心細く過ごしていらっしゃる)
    /出典:源氏物語(紫式部)


心細しの覚え方・現代語との違い

現代語との違い(最重要)

古文の心細し 現代語の「心細い」
主な意味 頼りなく不安 ほぼ同じ意味で使われる
使用場面 旅・孤独・別れなど 現代語でも同様の場面で使用

覚え方
「心+細し→ 心が細くなる(弱くなる)ほど不安な状態」


心細しの類義語・対義語(古語)

類義語 意味
おぼつかなし はっきりしない、不安だ
わびし 寂しい、みすぼらしい
対義語 意味
頼もし 頼りになる
心強し 心強い

心細しが出る試験問題パターン

意味選択問題(センター・共通テスト頻出)

「一人ゐて心細くおぼゆ」の「心細く」の意味として最も適切なものを選べ。
① 楽しく ② 頼りなく不安に ③ 恐ろしく ④ 珍しく

→ 正解:② 頼りなく不安に

現代語訳問題

「夜更けて、いと心細し。」

→「夜が更けて、たいそう心細い。」


よくある質問(FAQ)

Q1. 心細しの現代語訳は何ですか?
「頼りなく不安だ」と訳すのが基本で、現代語の「心細い」とほぼ同じ意味です。

Q2. 心細しと侘びしの違いは何ですか?
心細しは「頼るものがなく不安」という気持ちに、わびしは「寂しくみすぼらしい」という状況面に、それぞれ重点があります。

Q3. 心細しはどの作品に出てきますか?
更級日記・源氏物語など、孤独や不安を描く場面で頻出する基本単語です。

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