心行くの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】
心行くとは?
心行くは古文で「満足する、気持ちが晴れる」という、心が満たされる様子を表す動詞(連語)です。「心」が「行く(進む・満たされる)」という構造から意味が生まれています。
心行くの意味一覧
心行く(連語・動詞)
- 満足する、気が済む(最頻出)
→ 心が十分に満たされる様子 - 気持ちが晴れる
→ 心のわだかまりが解消される様子
心行くの読み方・品詞
- 歴史的仮名遣い:こころゆく(現代仮名遣いも同じ)
- 品詞:連語(名詞「心」+動詞「行く」)
心行くを使った古文例文
-
「心行くばかり眺めて過ぐす」
(満足するまで景色を眺めて過ごす)
/出典:源氏物語(紫式部) -
「心行くまで語り合ひて」
(気が済むまで語り合って)
/出典:更級日記
心行くの覚え方・現代語との違い
現代語との違い(最重要)
| 古文の心行く | 現代語での使用 | |
|---|---|---|
| 主な意味 | 満足する、気が済む | 「心ゆくまで」として一部残る |
| 使用場面 | 十分に満たされた気持ちの表現 | 「心ゆくまで楽しむ」等の慣用表現 |
覚え方
「心+行く→ 心が思う存分行き渡る=満足する」
心行くの類義語・対義語(古語)
| 類義語 | 意味 |
|---|---|
| 飽く | 満足する、飽きる |
| 心満つ | 心が満たされる |
| 対義語 | 意味 |
|---|---|
| 飽かず | 物足りない |
| 心もとなし | 気がかりだ |
心行くが出る試験問題パターン
意味選択問題(センター・共通テスト頻出)
「心行くばかり見て帰りぬ」の「心行く」の意味として最も適切なものを選べ。
① 悲しむ ② 満足する ③ 恐れる ④ 急ぐ
→ 正解:② 満足する
現代語訳問題
「心行くまで語らひて、帰り給ひぬ。」
→「気が済むまで語り合って、お帰りになった。」
よくある質問(FAQ)
Q1. 心行くの現代語訳は何ですか?
「満足する、気が済む」と訳すのが基本です。
Q2. 心行くは現代語に残っていますか?
「心ゆくまで楽しむ」のような慣用表現として、古文の意味がそのまま現代語にも残っています。
Q3. 心行くはどの作品に出てきますか?
源氏物語・更級日記など、満足感を表す場面で使われます。
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