あしの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】
あしとは?
あしは古文で「悪い、良くない」を意味する形容詞です。「よし(良い)」の対義語として、性質・状態が劣っていることを表します。
あしの意味一覧
あし(形容詞・シク活用)
- 悪い、劣っている(最頻出)
→ 性質・出来・状態が良くないこと - 醜い、見苦しい
→ 容姿や様子が良くないこと
あしの読み方・品詞
- 歴史的仮名遣い:あし(現代仮名遣いも同じ)
- 品詞:形容詞(シク活用)
- 活用:あしく・あしく・あし・あしき・あしけれ
あしを使った古文例文
-
「かたちのあしきをば、思ひも入れず」
(容貌が悪いことについては、気にも留めない)
/出典:源氏物語(紫式部) -
「よきもあしきも、世につれて変はるものなり」
(良いことも悪いことも、時代とともに変わるものである)
/出典:徒然草(兼好法師)
あしの覚え方・現代語との違い
現代語との違い(最重要)
| 古文のあし | 現代語の「悪い」 | |
|---|---|---|
| 主な意味 | 悪い、劣っている | ほぼ同じ意味 |
| 対義語 | よし(良い) | 良い |
| 表記の注意 | 「足」と同音だが別語 | ― |
覚え方
「よし・あし」はセットで覚える。「あし」=「悪」に通じる音、と結びつける
あしの類義語・対義語(古語)
| 類義語 | 意味 |
|---|---|
| よろし(比較すると劣る) | まあまあだ |
| 悪し(あし) | 悪い(同語) |
| 対義語 | 意味 |
|---|---|
| よし | 良い、優れている |
| めでたし | すばらしい |
あしが出る試験問題パターン
意味選択問題(センター・共通テスト頻出)
「よきもあしきも人による」の「あしき」の意味として最も適切なものを選べ。
① 悪い ② 珍しい ③ 貧しい ④ 恐ろしい
→ 正解:① 悪い
現代語訳問題
「この所、あしければ、住み替へなむとす。」
→「この場所は悪いので、住み替えようとする。」
よくある質問(FAQ)
Q1. あしの現代語訳は何ですか?
「悪い、劣っている」と訳すのが基本です。
Q2. あしとよしはどうやって覚えればいいですか?
対義語のペアとして「よし=良い」「あし=悪い」とセットで覚えるのが効率的です。
Q3. あしはどの作品に出てきますか?
源氏物語・徒然草など、良し悪しの評価を述べる場面で頻繁に登場します。
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