心強しの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】

国語


心強しとは?

心強しは古文で「気が強い・頼りになる」「気丈だ」という、精神的な強さや安心感を表す形容詞です。文脈によりニュアンスが変わる点に注意が必要です。


心強しの意味一覧

心強し(形容詞・ク活用)

  1. 頼りになる、心強い(頻出)
    → 支えがあって安心できる様子
  2. 気が強い、意志が強固だ(頻出)
    → 動じない強い気持ち(時に冷淡さを含む)

心強しの読み方・品詞

  • 歴史的仮名遣い:こころづよし(現代仮名遣いも同じ)
  • 品詞:形容詞(ク活用)
  • 活用:心強く・心強く・心強し・心強き・心強けれ

心強しを使った古文例文

  1. 「かかる人ありと聞けば、心強くおぼゆ」
    (このような人がいると聞くと、心強く感じられる)
    /出典:源氏物語(紫式部)

  2. 「涙も見せず、心強く振る舞ひ給ふ」
    (涙も見せず、気丈に振る舞われる)
    /出典:源氏物語(紫式部)


心強しの覚え方・現代語との違い

現代語との違い(最重要)

古文の心強し 現代語の「心強い」
主な意味 頼りになる/気が強い(時に冷淡) 頼りになる(安心感)
ニュアンス 支え・強さの両面 主にポジティブな安心感
使う場面 支援者への評価、気丈な態度 味方がいる時の安心感

覚え方
「心+強し→ 心が強い=頼りになる、または動じない強さ」


心強しの類義語・対義語(古語)

類義語 意味
頼もし 頼りになる
対義語 意味
心細し 頼りなく不安だ
心弱し 気が弱い

心強しが出る試験問題パターン

意味選択問題(センター・共通テスト頻出)

「かく心強く言ひ放ち給ふ」の「心強く」の意味として最も適切なものを選べ。
① 気弱に ② 気丈に、冷淡に ③ 楽しげに ④ 悲しげに

→ 正解:② 気丈に、冷淡に

現代語訳問題

「頼れる友あれば、心強し。」

→「頼れる友がいれば、心強い。」


よくある質問(FAQ)

Q1. 心強しの現代語訳は何ですか?
文脈により「頼りになる」または「気が強い、気丈だ(時に冷淡)」と訳し分けます。

Q2. 心強しと心細しの関係は何ですか?
心強しと心細しは対義語の関係にあり、セットで覚えると効果的です。

Q3. 心強しはどの作品に出てきますか?
源氏物語で、人物の気丈さや頼もしさを描写する場面で使われます。

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