さもの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】
さもとは?
さもは古文で「いかにも、なるほどそのように」という、様子や見た目からの納得を表す副詞です。「さ(そう)」+「も(強調)」から成る語です。
さもの意味一覧
さも(副詞)
- いかにも、まことに(最頻出)
→ 見るからにそうだと感じられる様子 - そのようにも
→ 単純に「そのように」という指示的な意味
さもの読み方・品詞
- 歴史的仮名遣い:さも(現代仮名遣いも同じ)
- 品詞:副詞
さもを使った古文例文
-
「さも心細げに眺め給ふ」
(いかにも心細そうに物思いにふけっていらっしゃる)
/出典:源氏物語(紫式部) -
「さもあらばあれ、とて捨て置きつ」
(そうであるならそれでよい、と言って放っておいた)
/出典:宇治拾遺物語
さもの覚え方・現代語との違い
現代語との違い(最重要)
| 古文のさも | 現代語の「さも」 | |
|---|---|---|
| 主な意味 | いかにも、まことに | 「さも当然のように」等、限定的に残る |
| 使用頻度 | 高い | やや文語的な慣用表現として残る |
| 使う場面 | 様子を強調する場面 | 一部の慣用句のみ |
覚え方
「さ(そう)+も(強調の係助詞)→ まさにそのように、いかにも」
さもの類義語・対義語(古語)
| 類義語 | 意味 |
|---|---|
| げに | 本当に、なるほど |
| いと | とても |
さもが出る試験問題パターン
意味選択問題(センター・共通テスト頻出)
「さも悲しげに泣きゐたり」の「さも」の意味として最も適切なものを選べ。
① 決して ② いかにも ③ もし〜ならば ④ 少し
→ 正解:② いかにも
現代語訳問題
「さも嬉しげに笑ひ給ふ。」
→「いかにも嬉しそうにお笑いになる。」
よくある質問(FAQ)
Q1. さもの現代語訳は何ですか?
「いかにも、まことに」と訳すのが基本で、見た目や様子から強く感じられる印象を表します。
Q2. 現代語の「さも当然のように」は同じ意味ですか?
はい、この慣用表現は古文の「さも」の用法がそのまま残ったものです。
Q3. さもはどの作品に出てきますか?
源氏物語・宇治拾遺物語など、人物の様子を生き生きと描写する場面で使われます。
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