ことわりの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】
ことわりとは?
ことわりは古文で「道理・理屈・もっともなこと」を意味する名詞です。物事の正しい筋道や、当然と言える理由を表します。
ことわりの意味一覧
ことわり(名詞)
- 道理、理屈(最頻出)
→ 物事の正しい筋道 - もっともなこと
→ 当然のこと、納得できる理由
ことわりなり(形容動詞)として使われる場合も多い:もっともだ
ことわりの読み方・品詞
- 歴史的仮名遣い:ことわり(現代仮名遣いも同じ)
- 品詞:名詞(形容動詞「ことわりなり」としても使用)
ことわりを使った古文例文
-
「げに、ことわりなりと思ひて」
(なるほど、もっともなことだと思って)
/出典:徒然草(兼好法師) -
「親の子を思ふ心、ことわりなり」
(親が子を思う気持ちは、当然のことである)
/出典:竹取物語
ことわりの覚え方・現代語との違い
現代語との違い(最重要)
| 古文のことわり | 現代語の「断り」 | |
|---|---|---|
| 主な意味 | 道理、もっともなこと | 拒否すること、事前連絡 |
| 語源 | 「事+割り(区別する)」 | 「断る」の名詞形 |
| 使う場面 | 物事の筋道の説明 | 依頼を拒否する場面 |
覚え方
「こと(事)+わり(割り=区別)→ 物事を筋道立てて分けて考える=道理」
ことわりの類義語・対義語(古語)
| 類義語 | 意味 |
|---|---|
| 理(ことわり) | 道理(同義) |
| 道理(どうり) | 道理 |
| 対義語 | 意味 |
|---|---|
| あやなし | 筋道が通らない |
| わりなし | 道理に合わない |
ことわりが出る試験問題パターン
意味選択問題(センター・共通テスト頻出)
「ことわりなりとうなづく」の「ことわり」の意味として最も適切なものを選べ。
① 拒絶 ② 道理 ③ 質問 ④ 命令
→ 正解:② 道理
現代語訳問題
「かく怒るも、ことわりなり。」
→「このように怒るのも、もっともである。」
よくある質問(FAQ)
Q1. ことわりの現代語訳は何ですか?
「道理」「もっともなこと」と訳すのが基本です。
Q2. ことわりと現代語の「断り」に関係はありますか?
語源的にはつながっていますが、意味は大きく変化しており、古文の「ことわり」は「拒否」ではなく「道理・筋道」を表します。
Q3. ことわりはどの作品に出てきますか?
徒然草・竹取物語など、多くの古典作品で「もっともだ」という評価を表す際に使われます。
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