めづらしの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】

国語


めづらしとは?

めづらしは古文で「珍しい・新鮮ですばらしい」という、目新しさへの感動を表す形容詞です。現代語の「珍しい」より、称賛のニュアンスが強い点が特徴です。


めづらしの意味一覧

めづらし(形容詞・シク活用)

  1. 珍しい・目新しい(最頻出)
    → めったに見られず新鮮に感じる様子
  2. すばらしい・すぐれている
    → 珍しいものへの称賛の気持ち

めづらしの読み方・品詞

  • 歴史的仮名遣い:めづらし(現代仮名遣い:めずらし)
  • 品詞:形容詞(シク活用)
  • 活用:めづらしく・めづらしく・めづらし・めづらしき・めづらしけれ

めづらしを使った古文例文

  1. 「めづらしき花の色香、世に類なし」
    (珍しい花の色や香りは、世に比べるものがない)
    /出典:源氏物語(紫式部)

  2. 「久しく会はぬ人の、めづらしくおぼえて」
    (長い間会っていない人が、新鮮に(すばらしく)思われて)
    /出典:枕草子(清少納言)


めづらしの覚え方・現代語との違い

現代語との違い(最重要)

古文のめづらし 現代語の「珍しい」
主な意味 目新しくすばらしい 単に頻度が低いこと
ニュアンス 称賛・感動を含む 中立的な事実
使う場面 感動を伴う目新しさ 単なる希少性

覚え方
「めづ(愛づ=賞賛する)+らし→ 賞賛したくなるほど珍しい」


めづらしの類義語・対義語(古語)

類義語 意味
をかし 趣がある、興味深い
めでたし すばらしい
対義語 意味
つねなり ありふれている
ならひたり 見慣れている

めづらしが出る試験問題パターン

意味選択問題(センター・共通テスト頻出)

「めづらしき客人を迎へて」の「めづらしき」の意味として最も適切なものを選べ。
① 恐ろしい ② 珍しくすばらしい ③ 貧しい ④ 悲しい

→ 正解:② 珍しくすばらしい

現代語訳問題

「久しぶりに見る雪、いとめづらし。」

→「久しぶりに見る雪は、とても珍しくすばらしい。」


よくある質問(FAQ)

Q1. めづらしの現代語訳は何ですか?
「珍しい・目新しくすばらしい」と訳すのが基本で、感動を伴うニュアンスがあります。

Q2. めづらしとをかしの違いは何ですか?
めづらしは「目新しさ」への感動、をかしはより広く「趣・興味深さ」全般を表します。

Q3. めづらしはどの作品に出てきますか?
源氏物語・枕草子など、目新しいものへの感動を描く場面で頻出します。

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