はかなし(果無し)の意味・現代語訳・例文【古文単語】
はかなし(果無し)とは?
はかなしは「はかない・頼りない・つまらない」を意味する古語の形容詞です。現代語「はかない」のもとになった語で、人生の無常や頼りなさを表す仏教的世界観とも深く結びついています。
はかなしの意味一覧
- はかない、頼りない(最頻出)— 確かなものが何もない、すぐに消えてしまいそう
- つまらない、取るに足りない— 大したことのない
- あっけない、情けない— 期待外れで残念な
はかなしの読み方・品詞
- 読み方:はかなし(歴史的仮名遣いと同じ)
- 品詞:形容詞・ク活用
- 活用:はかなし・く・き・けれ
はかなしを使った古文例文
-
「世はいかにはかなきものぞ」(方丈記)
(世の中はなんとはかないものであることよ)/出典:方丈記 -
「はかなき夢のやうなる御世かな」(源氏物語)
(はかない夢のような御代だなあ)/出典:源氏物語
はかなしの覚え方・現代語との違い
- 現代語との違い:現代語「はかない」はほぼ同じ意味(短命・無常)で使われる。古語の方が「頼りなさ・つまらなさ」の意味も幅広い。
- 覚え方:「はか(墓・果)なし → 墓(終わり)がない → 何も残らない → はかない」
はかなしの類義語・対義語(古語)
| 古語 | 意味 |
|---|---|
| あはれなり | 哀れだ、しみじみとした |
| うつろふ | 移ろう、変わる |
| たのもし | 頼もしい、心強い(対義) |
はかなしが出る試験問題パターン
意味選択問題(4択)
「はかなき御命なりけり」の「はかなし」の意味として最も適切なものを選べ。
① 楽しい ② 頼もしい ③ はかない・頼りない ④ 明るい
→ 正解:③ はかない・頼りない
現代語訳問題
「世はいかにはかなきものぞ」を現代語訳せよ。
→「世の中はなんとはかない(頼りない)ものであることよ」
よくある質問(FAQ)
Q1. はかなしの現代語訳は何ですか?
「はかない・頼りない・つまらない」が主な意味です。
Q2. はかなしはどんな文脈で使われますか?
無常観(すべては移り変わる)を表す文脈で多く使われます。特に方丈記・源氏物語などで人生の儚さを描く場面に登場します。
Q3. はかなしはどの作品に出てきますか?
方丈記・源氏物語・枕草子などの代表的な古典作品に頻繁に登場します。
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