【too to, enough to…】試験に出る不定詞の慣用表現〜5選〜
「too…to」や「enough to」など不定詞を用いたイディオムのような慣用表現が複数あります。
不定詞があまり分かっていない方でも分かるように、詳しく解説も入れていきますのでご安心ください。
不定詞の慣用表現〜5選〜
今日扱う慣用表現はこちらです。
「3, 5」は別の使い方になるので、混同しないようにしましょう。
1, too…to
この表現の日本語訳はこれです。
too...to do 「とても...なので〜できない」 「〜するには...すぎる」
否定の意味が含まれることに注意です。
例文
- The book was too difficult for me to understand.
- その本はあまりに難しすぎて、私には理解できなかった。
- その本は、私が理解するには難しすぎた。
こんな感じの意味なので、例文を一緒に覚えてみてください。
「for me」など不定詞の意味上の主語は不定詞の直前に入れる。
このことに関してはこちらの記事をご覧ください。
2, enough to
日本語訳はこちらです。
...enough to do 「〜するほど...」 「とても...なので〜する」
否定の意味もほぼ一緒なので覚えましょう。
...enough not to do 「〜しないほど...」 「とても...なので〜しない」
「not」は不定詞の直前に入れると言うルールがありますので間違えないようにしましょう。
例文
- John is only thirteen. He is not old enough to get a driver’s license.
- ジョンはまだ13歳です。車の免許が取れるほどの年齢ではありません。
- He is intelligent enough not to vote for such a dishonest candidate in the election.
- 彼は、選挙であのような不誠実な候補者に投票しないくらいに聡明である。
3, so…as to
この表現は「enough to」と同じです。
so...as to = ...enough to 「〜するほど...」 「とても...なので〜する」
「so…as to」は「so as to」とは別物なので間違えないようにしましょう。
例文
- Would you be kind enough to direct me to the library?
- Would you be so kind as to direct me to the library?
- すみませんが(あなたはとても親切なので)図書館までの道を教えてくださいませんか?(丁寧表現)
4, in order to
この表現は次に出てくる「so as to」と同じ表現です。
in order to = so as to 「...するために」
これらは副詞用法の「目的」を示すときに用いられます。
先ほども説明しましたが「so…as to」は「so as to」とは別物なので間違えないようにしましょう。※so as toの例文は次に紹介します。
例文
- In order to go safe though this jungle of life, you must equip yourself with the proper weapons.
- この人生というジャングルを安全に通り抜けるためには、あなたは適切な武器を身につけなければなりません。
5, so as to
so as not to = in order not to 「〜しないように」
重要なのでもう一度言います。
「not」は不定詞の直前に入れると言うルールがありますので間違えないようにしましょう。
例文
- Please pack your suitcases and leave here immediately so as not to miss the next bus.
- 次のバスに乗り遅れないよう、荷物をまとめてすぐにここを出てください。
まとめ
今回学んだ「不定詞の慣用表現」はこちらです。
1, too...to do 「とても...なので〜できない」 「〜するには...すぎる」 2, ...enough to do 「〜するほど...」 「とても...なので〜する」 ...enough not to do 「〜しないほど...」 「とても...なので〜しない」 3, so...as to = ...enough to 「〜するほど...」 「とても...なので〜する」 4, in order to = so as to 「...するために」 5, so as not to = in order not to 「〜しないように」
確実に覚えていきましょう。