【高校英語】まずは現在,過去,未来の時制を完璧にしよう
大学受験で必須の英語、その中でも基本中の基本である現在、過去、未来の時制。一見難しそうだけど、コツをつかめばなんてことはありません。
そんな時制を問題を解きながら、覚えていただきます。
このサイトでは、
- 問題を解いて答えを確認する。
- なぜそうなるのか文法を確認する。
- 本ページに戻って復習、脳に定着させる。
この3段回構成で、しっかりと脳に定着さましょう。
実際に高校の成績トップクラスだった私が勉強の時にやっていた記憶法で、かなり成果がでます。
現在,過去,未来の時制を完璧に
時間制限をつけて解いてみよう
受験英語はこのような問題を1問30秒ぐらいでスラスラ解いていかなければならないので、「制限時間を設けて解くこと」に慣れていきましょう!
1問30秒ぐらいで解いてみてください。
- My father usually ( ) home from work at 7:00 p.m.
- is coming
- comes
- come
- has come
- The man ( ) his job in 2011, and he has been looking for a job.
- has lost
- had lost
- lost
- loses
- Until next summer, the pool ( ) under construction.
- was
- has been
- had been
- will be
では、解説に移りましょう。
時の捉え方に慣れよう
先ほどの答えは以下の通りです。
- My father usually ( 2. comes ) home from work at 7:00 p.m.
- The man ( 3. lost ) his job in 2011, and he has been looking for a job.
- Until next summer, the pool ( 4. will be ) under construction.
これらは、1から順番に現在、過去、未来の時制の問題です。では早速解説します。
現在時制:My father usually ( ) home from work at 7:00 p.m.
この問題の注意すべきところは、「usually」です。この単語は「習慣的な動作」を表します。
習慣的な行動を表すときは、「現在進行形」ではなく、「現在形」を使います。
全ての選択肢の形を整理してみましょう。
- My father usually ( ) home from work at 7:00 p.m.
- is coming:現在進行形
- comes:三人称現在
- come:過去分詞
- has come:現在完了
ですので、この問題の答えは「2. comes」になります。
ちなみに、現在形を使う時は以下の時です。
- 習慣的な動作
- 不変の事実
これらを表す時、現在時制を用います。
「不変の事実」は以下の例を参考にしてください。
My father usually ( ) home from work at 7:00 p.m. 和訳:私の父は、普段午後7時に仕事から帰宅する。
- The moon ( ) around the earth.(月は地球の周りを回っている:不変の事実)
- goes
- is going
- has gone
- go
正解は「1.goes」 です。
過去時制:The man ( ) his job in 2011, and he has been looking for a job.
ここで注意すべきところは、「in 2011」と現在完了進行系の「has been looking」です。
「in 2011」の続きを要約して読んでみると「それ以来(今この瞬間まで)仕事を探している」と言う文になっています。
つまり、2011年は過去を示しているので、動詞は過去形を使います。
- The man ( ) his job in 2011, and he has been looking for a job.
- has lost:現在完了
- had lost:過去完了
- lost:過去
- loses:現在
よって、「3. lost」が答えです。
The man ( ) his job in 2011, and he has been looking for a job. 和訳:その男性は2011年に失業して以来ずっと仕事を探している。
未来時制:Until next summer, the pool ( ) under construction.
この問題の注目すべきところは「Until next summer」で、「次の夏まで」と言う未来の事柄を表しています。
では、選択肢を確認してみましょう。
- Until next summer, the pool ( ) under construction.
- was:過去
- has been:現在完了
- had been:過去完了
- will be:未来
つまり、答えは「4. will be」です。
他にも未来を表す表現があります。
- 予定・計画を表す「現在進行形」
- be going to do(…するつもりだ)
- be about to do(…するところである)
この3つも抑えておきましょう。
Until next summer, the pool ( ) under construction. 和訳:次の夏までそのプールは工事中です。
まとめ
今回は、現在、過去、未来の時制について学習しました。
大切なのは、以下のことでした。
現在、過去、未来を区別するには時を示す表現がどれを指しているのかを見極める
また、現在時制のときは覚えておくルールがありました。
- 習慣的な動作
- 不変の事実
この2つの時は、現在時制を使いましょう。
さらに、未来を表す表現もこのようなものがありました。
- will
- 予定・計画を表す「現在進行形」
- be going to do(…するつもりだ)
- be about to do(…するところである)
これらは、時制の中でも基本中の基本ですが大切な部分なのでしっかり覚えましょう。