光合成とは?しくみ・反応・式をわかりやすく解説【高校生物】

理科


光合成とは?

光合成とは、植物・藻類・シアノバクテリアなどが光エネルギーを使って、二酸化炭素と水からブドウ糖(有機物)と酸素を作り出す反応です。地球上の生命を支えるエネルギー変換の根本です。


光合成のしくみ・化学反応式

光合成の化学反応式

$$6CO_2 + 12H_2O \xrightarrow{\text{光}} C_6H_{12}O_6 + 6H_2O + 6O_2$$

光合成が行われる場所

  • 細胞内の葉緑体(クロロプラスト)で行われる
  • 葉緑体の内部構造:チラコイド(光合成の光反応)・ストロマ(カルビン回路)

2段階の反応

反応 場所 内容
光反応 チラコイド 光エネルギーで水を分解、ATPとNADPHを生成、O₂放出
カルビン回路(暗反応) ストロマ CO₂固定、ATPとNADPHを使ってブドウ糖合成

光合成の覚え方・つまずきポイント

  • チラコイク(光反応)→ ストロマ(暗反応)の流れを図で覚える
  • 「光合成=O₂を出す」「呼吸=O₂を使う」の違いを混同しない
  • 見かけの光合成量=総光合成量−呼吸量の式は試験頻出

光合成の具体例3選

  1. 葉の緑色がクロロフィルの色
    葉緑体に含まれるクロロフィルが赤・青の光を吸収し、緑の光を反射するため葉は緑に見える。

  2. 光合成速度と光の強さ
    光補償点(光合成量=呼吸量)・光飽和点(最大光合成速度)が問題によく出る。

  3. 光合成と呼吸の関係
    昼は光合成(CO₂吸収)、夜は呼吸(CO₂放出)。見かけの光合成量=総光合成量−呼吸量。


光合成の関連用語

用語 意味
クロロフィル 葉緑体の光吸収色素
チラコイク 葉緑体内の膜構造、光反応の場
ストロマ 葉緑体内部の液状部分、暗反応の場
ATP 光合成で合成されるエネルギー通貨
カルビン回路 CO₂を固定してブドウ糖を合成する回路
光補償点 光合成量=呼吸量となる光の強さ

光合成が出る試験問題パターン

選択問題パターン

光合成の光反応が行われる場所はどこか。
① ストロマ ② チラコイド ③ 核 ④ ミトコンドリア
→ 正解:② チラコイド

記述問題の切り口
– 光反応と暗反応(カルビン回路)の違いを説明せよ
– 光合成速度に影響する環境因子を3つ挙げよ(光・CO₂濃度・温度)


よくある質問(FAQ)

Q1. 光合成とは何ですか?わかりやすく説明してください。
植物が光を使って、空気中のCO₂と水からブドウ糖(栄養)と酸素を作る反応です。

Q2. 光合成が起きる原因は?
葉緑体のクロロフィルが光エネルギーを吸収し、それを使って化学反応を進めることで起きます。

Q3. 光合成と呼吸の違いは?
光合成はCO₂を吸収してO₂を放出し有機物を合成(光エネルギー→化学エネルギー)。呼吸はO₂を使い有機物を分解してCO₂を放出(化学エネルギー→ATP)。

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