むつまじの意味とは?古文での使い方・例文【高校古文】
むつまじとは?
むつまじは古文で「仲がよい、親しい」という、人間関係の親密さを表す形容詞です。現代語の「睦まじい」の語源となった語です。
むつまじの意味一覧
むつまじ(形容詞・シク活用)
- 仲がよい、親しい(最頻出)
→ 家族・夫婦・友人などの親密な関係
むつまじの読み方・品詞
- 歴史的仮名遣い:むつまじ(現代仮名遣い:むつまじい)
- 品詞:形容詞(シク活用)
- 活用:むつまじく・むつまじく・むつまじ・むつまじき・むつまじけれ
むつまじを使った古文例文
-
「兄弟仲むつまじく過ぐし給ふ」
(兄弟は仲むつまじく過ごしていらっしゃる)
/出典:源氏物語(紫式部) -
「いとむつまじき友なりけり」
(たいそう親しい友であった)
/出典:伊勢物語
むつまじの覚え方・現代語との違い
現代語との違い(最重要)
| 古文のむつまじ | 現代語の「睦まじい」 | |
|---|---|---|
| 主な意味 | 仲がよい、親しい | ほぼ同じ意味 |
| 使用場面 | 家族・友人・夫婦の親密さ | 現代語でも夫婦仲などで使用 |
覚え方
「むつまじ=『睦む(親しむ)』の形容詞形→ 仲むつまじい関係」
むつまじの類義語・対義語(古語)
| 類義語 | 意味 |
|---|---|
| うるはし | 端正だ、仲がよい |
| 対義語 | 意味 |
|---|---|
| うとし | 疎遠だ |
| 仲悪し | 仲が悪い |
むつまじが出る試験問題パターン
意味選択問題(センター・共通テスト頻出)
「幼き時よりむつまじく契りし仲」の「むつまじく」の意味として最も適切なものを選べ。
① 仲よく ② 遠慮がちに ③ 厳しく ④ 珍しく
→ 正解:① 仲よく
現代語訳問題
「二人は昔よりむつまじき仲なり。」
→「二人は昔から仲がよい関係である。」
よくある質問(FAQ)
Q1. むつまじの現代語訳は何ですか?
「仲がよい、親しい」と訳すのが基本で、現代語の「睦まじい」とほぼ同じ意味です。
Q2. むつまじとうるはしの違いは何ですか?
むつまじは主に「親密さ」を表しますが、うるはしは「端正さ・きちんとした美しさ」を表す意味もあり、範囲が広いです。
Q3. むつまじはどの作品に出てきますか?
源氏物語・伊勢物語など、家族や親友の親密な関係を描く場面で使われます。
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