等速直線運動とは?公式・グラフ・例題をわかりやすく解説【高校物理】

理科


等速直線運動とは?

等速直線運動とは、物体が一定の速度で直線上を動く運動のことです。速度が変わらない(加速度=0)ため、力がはたらいていないか、力がつり合っている状態を表します。


等速直線運動の定義・法則・公式

公式

v = x ÷ t(速度 = 変位 ÷ 時間)

  • v:速度(m/s)
  • x:変位(m)
  • t:時間(s)

変形すると:x = v × t(変位 = 速度 × 時間)

特徴

  • 加速度 a = 0
  • 速度は時間が経っても変化しない
  • ニュートンの第1法則(慣性の法則):外力がなければ等速直線運動を続ける

v-tグラフと x-tグラフ

グラフ 面積・傾き
v-tグラフ 水平な直線 面積 = 変位 x
x-tグラフ 右上がりの直線 傾き = 速度 v

等速直線運動の覚え方・注意点

  • v-tグラフが「水平な直線」ならば等速直線運動
  • x-tグラフが「傾きが一定の直線」ならば等速直線運動
  • 「速度が変わらない」=「加速度=0」=「合力=0」を必ずセットで覚える

等速直線運動の例題3選

  1. 速さ20m/sで等速直線運動をしている車が、5秒間で移動する距離を求めよ。
    x = v × t = 20 × 5 = 100 m

  2. 100mを10秒で走り切ったとき、等速直線運動とみなした場合の速さを求めよ。
    v = x ÷ t = 100 ÷ 10 = 10 m/s

  3. v-tグラフで速度v=5m/sが t=0〜4秒で示されているとき、変位を求めよ。
    面積 = 5 × 4 = 20 m


等速直線運動の関連用語

用語 意味
変位 位置の変化量(ベクトル量)
速度 変位の時間変化率(ベクトル量)
加速度 速度の時間変化率(等速では0)
慣性の法則 外力がなければ現在の運動状態を続ける法則

等速直線運動が出る試験問題パターン

計算問題パターン

速さ15m/sで等速直線運動している物体が3秒間で移動する距離は?
正解:x = 15 × 3 = 45 m

記述問題の切り口
– 等速直線運動の v-tグラフの特徴を述べよ
– 「慣性の法則」と等速直線運動の関係を説明せよ


よくある質問(FAQ)

Q1. 等速直線運動とは何ですか?わかりやすく説明してください。
速度が変化しない(加速度ゼロ)直線運動です。宇宙空間を飛ぶ物体や、摩擦のない面での滑走がイメージしやすい例です。

Q2. 等速直線運動が起きる条件は?
外力がはたらかない、または複数の力がつり合っている場合に起きます。

Q3. 等速直線運動と等加速度直線運動の違いは?
等速直線運動は加速度=0(速度一定)、等加速度直線運動は加速度が一定(速度が一定の割合で変化)する運動です。

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