UTF-8とは?文字コードや文字化け(縺ゅ>縺�∴縺�)が起こる原因をご紹介!
UTF-8は、コンピューターでの文字の表現方法の1つで、世界的に広く使用されています。しかし、誤った文字コードの選択やデータの転送中のエラーなどが原因で文字化けが起こることがあります。本記事では、UTF-8の基礎や文字化けの原因について解説します。
目次 1.そもそも文字コードって何? 2.UTF-8とは? 2.1 UTF-8の文字コードって? 2.2 UTF-8をもう少し具体的に! 2.3 他の文字コードが使われていたら? 3.文字化けは文字コードが原因だった! 3.1 文字化けが起きたら... 3.2 文字化けが起きた際の対処法 4.まとめ
1.そもそも文字コードって何?
文字コードとは、世界中の文字に対して番号を設定しているものです。
なぜ、番号を設定するのか。
というと 「あ」「い」という文字自体をやりとりするのではなく、 決められた番号を送受信するだけで済むからです。
世界中にはたくさんの言語があります。
日本語だけでも、ひらがな、カタカナ、漢字とたくさんの文字の種類があります。
それを全て画像でやりとりするのは大変です。
そのため、文字コードが存在するのです。
そして、それぞれの目的に合った文字コードなどが多数存在します。
今回はその中でも、メジャーな「UTF-8」についてご紹介します。
2.UTF-8とは?

2.1 UTF-8の文字コードって?
UTF-8は、Unicode Transformation Format-8の略です。Unicode文字セットのエンコーディングの1つであり、現在最も一般的に使用されているエンコーディング方式の1つです。UTF-8は、ASCII文字に関しては1バイトで表現され、他のUnicode文字についても可変長のバイトシーケンスで表現されます。そのため、UTF-8エンコーディングは、非常に広範囲の言語や文字をサポートし、またデータの転送や保存に効率的に使用することができます。
ここがポイント!! UTF-8は、コンピュータの言葉の一つ! ASCIIコードっていう、英語圏で使われる文字のための文字コードを基本として、Unicode文字セットの全ての文字を表現できるように拡張された言葉のこと。
2.2 UTF-8をもう少し具体的に!
具体的には、UTF-8エンコーディングでは、ASCII文字の範囲内の文字は1バイトで表現され、Unicode文字セットの残りの文字については、2〜4バイトの可変長のバイトシーケンスで表現されます。また、UTF-8エンコーディングの利点は、データサイズを節約できる点にあります。ASCII文字が非常に頻繁に使用されるため、ASCII文字を使用するテキストデータは、UTF-8エンコーディングで圧縮され、非ASCII文字を含むテキストデータでも、エンコーディングに必要なバイト数が少なくて済むのです。
UTF-8エンコーディングは、インターネット上でのコミュニケーションやデータ転送、多言語対応のソフトウェア開発などで広く使用されており、特にWebページのコンテンツやメールのテキストなど、国際的な規模でアクセスされるテキストデータには必須のエンコーディング方式となっています。
2.3 他の文字コードが使われていたら?
UTF-8ではなく他の文字コードが使われている場合、以下の通り画面に表示される文字が文字化けした状態で表示されます。
UTF-8 :あいうえお 0123 Shift_JIS:縺ゅ>縺�∴縺� �撰シ托シ抵シ�
初めて見た人はウイルスに感染しているのではないかと、心配になるかもしれませんが安心してください。原因は、文字コードの違いによるものです。
3.文字化けは文字コードが原因だった!
文字コードは決められた番号を送信するとお伝えしましたが、番号に紐づいた言葉は文字コードによって異なります。
コンピュータが文字コードという表の中から指定された番号に合う文字を表示しているため、違う表を参照していると違う文字が表示されてしまうというわけです。
3.1 文字化けが起きたら…
文字化けが起きたら、必ず文字コードを確認しましょう。
文字コードが合うようになれば、想定していた情報を確認できるようになります。
プログラミングをしていた際に、文字コードの指定を間違えてしまったがためにエラーが起こっているなんてことはよくあります。
それほど文字コードというのは大切なものなのです。
3.2 文字化けが起きた際の対処法
文字化けが起こったら、以下の手順で文字化けを解消しましょう。
- 文字コードの変更方法を確認する。
- 試しにいろいろと文字コードを変えてみる。
- Webサイトで文字化けを解消する。
まずは、文字コードの変更方法を確認してそれがわかったら、実際にいろいろな文字コードに変更してみてください。
それでもどうしても解消しない場合は、「文字化け 置換」といった検索をすれば文字化けの解消ができるサイトがたくさん出てきますので、それで解消してみましょう。
まとめ
今回は、文字化けについて簡単に説明してからUTF-8について説明しました。
文字コードがなぜ存在するのか、どういったものなのか分かったと思います。
また、こういった文字コードがあることを知ることで文字化けがなぜ起こるのかイメージできたのではないでしょうか?