【many・much・few・little】数や量を表す形容詞を使い分けよう！
数や量を表す形容詞や表現はたくさんあります。
そんな数や量を表す表現を、例文と一緒に覚えていきましょう♪
1. 数や量を表す形容詞を使い分けよう！
まずは、数や量を表す形容詞を確認していきましょう。
これは基本中の基本になるので、必ず覚えましょう！
| 「数えられる名詞（可算名詞）」につけて「数」を表す 名詞の複数形につく | 「数えられない名詞（不可算名詞）」につけて「量」「程度」を表す 名詞の単数形につく | |
| たくさんの | many | much |
| ほとんど…ない （否定的） | few | little |
| 少しの（肯定的） | a few | a little |
| 少なからぬ | not a few / quite a few | not a little / quite a little |
では次に、数や量を表す形容詞の例文を見ていきましょう！
2.数や量を表す表現の例文を見ていこう！
不可算名詞につける「little」
「little」は数えられない名詞（不可算名詞）につけて、量が「ほとんど…ない」という、否定的な意味を表す形容詞です。
「time」は「時間・時」という意味では不可算名詞となるため、「time」には「little」をつけます。
Hurry up. There's little time left for us to catch the last train. 急いで。最終列車に乗るのに、ほとんど時間がりません。
可算名詞につける「few」
「few」は複数形の数えられる名詞（可算名詞）につけて、数が「ほとんど…ない」という、否定的な意味を表す形容詞です。
The postman doesn't often come here. We receive few letters. 郵便配達の人はここにはあまり来ません。私たちはほとんど手紙を受け取りません。
much＋不可算名詞で「たくさんの…」
muchは「much＋不可算名詞」の形で量が「たくさんの…」の意味を表す形容詞です。
また、否定の表現で使われる場合は、量が「あまり…ない」の意味となるので覚えていきましょう♪
She doesn't drink much coffee. 彼女はあまりコーヒーを飲みません。
quite a few＋複数名詞で「かなりの数の…」
「quite a few」は「quite a few＋複数名詞」の形で「かなりの数の…」の意味を表す表現です。
また「a good[great] many」も同じ意味を表します。
どちらの意味も複数形の可算名詞につけるので、覚えておきましょう！
Quite a few people came to see the new president. 大勢の人が新社長に、面会に訪れた。
【+α】many a＋単数形の可算名詞で「たくさんの…」
「many a＋単数形の可算名詞」で、数が「たくさんの…」という意味の表現があります。
多くの中のそれぞれを強調する言い方になります。
基本的には「many＋複数形の可算名詞」の形をとりますが、「a」が入ると「many a＋単数形の可算名詞」を取るので注意が必要です。
The owner spent many a good deal of free time to sleepless night. オーナーは何日もの間、眠れない夜を過ごした。
not a few＋複数名詞で「少なからぬ…→かなりの数の…」
「not a few」は「not a few＋複数名詞」の形で「少なからぬ…→かなりの数の…」の意味を表します。
Not a few people attended the wedding ceremony. かなりの人々が、その結婚式に出席した。
【+α】some＋不可算名詞で「多少の…／いくらかの…」
「some＋不可算名詞」で「多少の…／いくらかの…」という意味を表します。
なお、漠然とした程度を表すため日本語にあえて訳さないことが多いです。
Will you lend me some money? （いくらか）お金を貸してくれませんか？ ※「money」は不可算名詞
まとめ
いかがでしたか？
数や量を表す形容詞や表現は、修飾する語によって使い分けるため覚えていきましょう！
こちらも暗記形のものなので、よかったら見てみてください♪
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