関係副詞はこれだけ覚えておけば大丈夫〜先行詞に注目〜

覚える-文法

関係副詞の使い方についてご紹介します。それぞれ例文とどのような時に用いられるのかを確認していきましょう。

関係副詞の鍵は「前置詞+which」

関係副詞の考え方は「前置詞+which」です。まずは考え方を確認しましょう。

この理由は次の2つの例文をご覧ください。

  • The hotel was very comfortable.
    • このホテルは非常に快適だった。
  • We stayed at the hotel.
    • 私たちこのホテルに滞在した。

この二つの文章を合体させるとしたら、和訳はこんな感じになります。

(私たちが滞在した)このホテルは非常に快適だった。

この2つの文章を関係詞を使ってまとめるには「the hotel」を先行詞とし、2つ目の文章を1つ目の文章に合体させる形にしましょう。

その時、2つ目の文章の「at」に注目です。

1つ目の文章に2つ目の文章の内容「私たちが滞在した」という情報を追加するので、これらが必要になります。

  • ホテルを先行詞にする時の関係代名詞「which」
  • 2つ目の文章の「hotel」の前置詞「at」

言葉だけでは難しいと思うので、完成した文章をご覧ください。

The hotel at which we stayed was very comfortable.
私たちが滞在したホテルは非常に快適だった。

こんな感じで前置詞を関係代名詞の前におく必要があります。

またこの時の「at which」を一つの単語であらわあすことができます。

場所を表す語が先行詞の時「where」

「at which」を1語で表すとき、その単語が「where」です。使う場面はこんな感じです。

where
場所を表す語が先行詞の時

それでは、先ほどの文章に当てはめてみましょう。

The hotel where we stayed was very comfortable.
私たちが滞在したホテルは非常に快適だった。

また、他にも

  • 時を表す語が先行詞の時「when」
  • 理由を表す語が先行詞の時「why」

というように、5W1Hの語が使われます。

これらを使った例文を見ていきましょう。




関係副詞を使った例文

時を使う語が先行詞の時「when」

では、例文を見ていきましょう。

時を使う語が先行詞の時「when」
The time will soon come when the cruel war will end.
ひどい戦争が終結する時が間も無くやってくるだろう。

この文章を分解するとこんな感じです。

  • The time will soon come.
    • その時がまもなくやってくるだろう。
  • The cruel war will end at the time.
    • 残酷な戦争はその時に終わります。

理由を表す語(reason)が先行詞の時「why」

理由を表す語はほとんどの場合は「reason」です。では例文を見ていきましょう。

理由を表す語が先行詞の時
There are several reasons why we should not agree to her request.
かの保に同意すべきではない理由がいくつかある。

では、分解していきましょう。

  • There are several reasons.
    • いくつかの理由がある。
  • We should not agree to her request for several reasons.
    • いくつかの理由で彼女の要求に同意すべきではありません。

まとめ

今回学んだ関係福祉をもう一度ご覧ください。

  • 場所を表す語が先行詞の時「where」
  • 時を表す語が先行詞の時「when」
  • 理由を表す語が先行詞の時「why」

関係詞を覚えるときは分解する練習をするといいので、いろいろな文章を作って練習してみましょう。