「be + to 不定詞」の3つの用法を例文と一緒に覚えよう

覚える-文法

不定詞は訳すのが難しいです。なので、ざっくり使い方などを覚えて、こんな訳し方もあるんだなぁと見てみてください。

ささーっと5分しないで確認できると思います。

「be + to 不定詞」の3つの用法

  • 予定・運命「…する予定だ、することになっている」
  • 可能「…できる」
  • 意図・目的「…するつもりなら、するためには」

この3つの意味があります。

例文と一緒に覚えていきましょう。




予定・運命

これらの時、日本語訳はそれぞれこうです。

  • 予定:…する予定だ
  • 運命:〜することになっている

この二つは似たような表現なので、どちらかを覚えておきましょう。

例文
The international conference is to be held the day after tomorrow.
その国際会議は、明後日開催される予定です。

主語の後に「be + to 不定詞」の形が続いていて、「Sは…すること」と訳せなかったら、「be + to 不定詞」の用法だと考えてオッケーです。

可能

日本語訳は見た目通り、「〜できる」です。ただし、この用法は否定文で不定詞は「to be done」の受動態の形を用いられる。

例文
The key was not to be found anywhere.
そのキーはどこにも見つけられなかった。

意図・目的

これらの時はこんな訳し方です。

  • 意図:…するつもりなら
  • 目的:…するためには

この二つも同じような意味で使うことができるので、どちらかを頭に入れておきましょう。

例文
We must keep learning if we are to live and work successfully in today's world.
我々は、現代の世界でうまくいき、また職場で成功するつもりなら、学び続けなければならない。

おまけ:義務・命令

先ほどまでに紹介したものの他に「義務・命令」を表す用法もあります。

  • 義務・命令:〜しなさい
例文
You are to come home by seven.
7時までに帰ってきなさい。

こんな感じです。ちょっと頭の片隅にどうぞ。

まとめ

今日学んだのはこの3つの用法です。

  • 予定:…する予定だ
  • 運命:〜することになっている
  • 可能:〜できる
  • 意図:…するつもりなら
  • 目的:…するためには
  • 義務・命令:〜しなさい

こんな感じで訳せるので、頭の片隅に置いておいてみては?